こんにちは、福岡中央美術、油画科講師のTです。
今日は昼間部油画科の制作の様子をご紹介。
現在、油画科では「ちぎり絵」の制作を行っています。基礎的な静物モチーフを色紙で描くことで、色彩感覚や関係調子を学ぶことが目的です。
コラージュ作品では無いので簡単かと思いきやこれが意外と難しい、、、
福岡中央美術の油画科では、夏までに様々な画材に触れる機会を設けています。特に難関大学を志望している生徒は、広い知識と様々な経験を積んで入試に備えておく必要があります。
手練れの浪人生たちも、慣れない制作に多少手間取りつつも楽しんで挑戦しているようです。
色彩は絵画において非常に重要な要素であることは言うまでもありません。ヨハネス・イッテンの色彩論などは受験生の必読書と言っても良いでしょう。
この中から次世代のジョナス・ウッドが生まれるやもしれません。
(※ジョナス・ウッドはちぎり絵作家ではありません※)
福岡中央美術では、油画と日本画は同じアトリエで制作しています。
違う科ではありますが、同じ絵画領域を学ぶ者同士、お互いに良い刺激を与え合いながら
切磋琢磨できる環境です。
こちらは日本画志望のK君の制作の様子。
自分で構成した静物モチーフを着彩制作しています。
まだ途中ですが、これから画面に色が入り、グッとリアリティのある画面に仕上がることでしょう。