9月14日の木曜日の夜間部はシルクスクリーン印刷の授業のスタートでした。ほぼ一週間かけてTシャツに課題のテーマによるデザインをシルクスクリーン印刷しました。
デザイン・工芸科の夜間部(週6日のコースです)では
「あなたがアパレルブランドを立ち上げたと想定して、そのブランドイメージが伝わるロゴや図柄をデザインしなさい。」というテーマで「シルクスクリーン制作」をしました。
シルクスクリーンの版を制作して生徒が購入したTシャツに自分でデザインした図柄を実際にプリントする課題です。
日頃からデザイン・工芸科の夜間部の生徒たちは構成デッサン、平面構成、立体構成といった構成課題というものをよく行っていますが、こういった課題は常に「テーマ」に対して自分がイメージしたもの図形を駆使していかに相手に伝えられるかを試行錯誤しトレーニングしています。
なぜそのような課題を日々行っているかというと、もちろん
「試験で出題されるから・・・」なのですが(笑)
そもそも構成課題というものは例えば将来デザイナーになった時に「クライアント(仕事の依頼者)」からデザインを発注された際に、クライアントのイメージに寄り添ってデザインが出来るようにする為のシュミレーションをしていると言えます。
ということで、今回の課題の狙いはいつもの構成課題とは違う逆の視点から」デザインを考えてもらい(プロのデザイナーになったつもりで!)日頃のデッサンや課題もしっかりとしたイメージを持って画面づくり、形作りをする重要さを実感してもらう為の課題として出題されました。
この課題、シルクスクリーン印刷を行うことで多くの視点を持ったり、作品のクオリティーを上げる事、イメージをデザインするということなどのトレーニングになったと思います。
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